中間市在住 Mさんの住まい
 
DIYが好きでカバードポーチのある家に憧れていたＭさんが建てたのは、
自作のアイテムを散りばめた海外ドラマのようなアメリカンハウス。
 

庭に面したLDK の主役は、オリジナルの腰壁で囲った対面キッチン。ダイニングを横並びにしたことで、広々とした空間に
 
 

理想をすべて叶える
楽しい家づくり

 
　一軒家の友人の家に遊びに行ったお子さんが「私も自分の部屋が欲しい！」と言ったのを聞いて家づくりを決意したというＭさん。

憧れのアメリカンハウスを建てるべくメーカーやビルダーを訪ねるなかで出会ったのが、友人に紹介を受けた［オーナーズ・ホーム］。同社の内覧会に参加した際に、夏の暑い時期にも関わらず室内が快適だったことや、社長や専務が丁寧に話を聞いてくれたのが好印象で、コスト面でも、「予算内で希望が叶う」と言ってくれたのが嬉しかったという。「家はオーナーのもの」で、オーナーの希望には〝NO〞と言わないことをモットーとしている同社。Mさんが一番心強かったのは、何を決めるにもメリットとデメリットをきちんと説明してくれたこと。その上で、希望を叶える方法を提示してくれたのが有り難かったそうだ。

　そんなＭ邸のシグネチャーは、なんと言っても海外ドラマに登場するような、カバードポーチのある造り。アメリカンフェンスで囲われた芝生の庭や、花ブロックを使った門扉など、Mさんの理想が詰め込まれている。外観だけではない。海外インテリアのような、個性的な壁色や、モールディングを効果的に使った内装にも、そのこだわりは見て取れる。
 
 

ラップサイディングの外壁も雰囲気づくりに一役買っている
 

友人作の消火栓風立水栓が庭のアクセントに。ご主人自ら塗装を施して完成！

自作のアイテムで
個性的な空間を

　家づくりを主導したのは、内装業に就くご主人。仕事柄、以前から「家を建てるなら」とイメージを膨らませていたそう。奥さまが希望したのは、主に間取り部分。キッチンと横並びのダイニングや、回遊可能な家事動線、ファミリークローゼットを1階に設けるなど、暮らしやすさにこだわった。リビングで最も目を引くのは、白い腰壁で囲ったキッチン。ご主人自ら塗装したパネルを使ったもので、「他と被らないキッチンができました」と嬉しそう。その他にも、玄関先の洗面台や、収納内の棚など、自作のアイテムが散りばめられている。新しい家の中を元気に走り回る可愛い子どもたち。家を建てて良かったのは、ＢＢＱや外遊びが気軽にできるようになったこと。雨の日でも濡れずに趣味のＤＩＹやお子さんの遊び場に活用できるカバードポーチのある家は、Mさんの理想の暮らしにぴったりマッチしたようだ。

 

準備や片付けがスムーズにできる横並びのレイアウトは奥さまの希望。縦型の窓がオシャレな雰囲気を演出している
 

背の高い奥さまの身長に合わせた高さのキッチンは、手元を隠してスッキリと
 

キッチンの奥にはアーチの垂れ壁で仕切られた、パントリーを設けている
 

ボウル一体型のカウンターを採用した造作洗面は、ワイド幅で忙しい朝も混雑知らず
 

アクセントクロスを使い、海外のアパルトマン風に仕上げたご主人の書斎
 

玄関土間につけた姉妹の足型は真鍮プレートで記念碑風に
 

ランプや無垢の台が素敵な玄関横の造作洗面
 

シューズクロークで玄関の片付けも楽々