北九州市在住/Aさんの住まい
両親の家の近くで、定年後の老後を見据えたセカンドライフをと、
2度目の家づくりを実現したAさん夫妻。住み慣れた前の家の
デメリットを解消し、ホッと安らげる住まいを手に入れました。
〝大丈夫ですよ〞の言葉に
背中を押され、
定年前に住み替えを決心
ライフステージの変化に伴い、建て替えや住み替えなど2度目の家づくりを検討する人も少なくない。今回、話を伺ったAさんご夫妻は今から4年半ほど前、高齢の両親が住む家の近くに引っ越しを決め、新築一戸建てを建て直した。
「もともとは宗像で建売の住宅に長く住んでいたんです。その頃は、一生ものと思って暮らしていましたが、年齢を重ねるにつれ、両親の面倒を見ることが増えてきて。定年を迎えてから実家の近くに移ろうかと考えて、なんとなく土地を探していたんですが、そのうち車で通い続けるのがだんだん大変になってきたんです。ただ、残りの住宅ローンなどを考えると、解決できるかどうか不安でした」と奥さまが当時を振り返る。
そんな中、いいなと思った土地を扱っていたのが[サン建築工房]。たまたま、地域優良工務店で組織された「九州・山口匠の会」の新聞広告でその名を目にしていて、好印象を抱いていたご夫妻。「ローンや持ち家の売却のことなど全部相談しに行ってみたんです。そうしたら、すぐに返事が返ってきて、〝大丈夫ですよ〞の言葉に背中を押され、定年前のタイミングで思い切れました」と、決め手を話してくれた。
リビングと駐車場との行き来がラクにできる1 階。「ペアガラスと障子の二重効果で厳寒期も暖かく過ごせました」
南側の障子窓からやわらかな陽射しが差し込むリビング。以前と同様、コンパクトな動線の対面キッチンと家族が落ち着く床座りの生活を快適にレベルアップ
家の顔である外装は表の壁のみ吹き付け塗装で落ち着きのある和の風合いに仕上げた。裏側の外壁はサイディングを使って上手にコストダウン
木の香り、呼吸する音(鳴り)も愛おしい。
造作のシューズクロークを取り入れ、すっきり収納し、明るさを確保した玄関
住み慣れた間取りに改善点を
プラスして、より居心地よく
ご夫妻が思い描いたのは、リビングを中心に過ごす、暮らしやすい住まい。住み慣れた前の家の間取りをベースにしながら、不便だった点を解消していった。
障子を取り入れた掃き出し窓や対面キッチンを置いたLDKは、小国杉の無垢材を使った床や天井、造作棚など木を多用し、心地よく落ち着きのある空間に。
「対面キッチンやリビング階段は前の家と同じ感じにして、モデルハウスや完成見学会で見た住まいを参考にしながら、キッチンの横に洗面室などの水回りを、玄関側のリビングの近くにトイレを置きました。先のことを考えると、使いやすさを優先した方が何かと便利かなって」と笑顔を見せる。
打ち合わせは主に実家に通う日に設定し、担当者や設計士のアドバイスを受けながら奥さまがリードして決めていった。「夫は何でもパッと決められる人なので、迷った時だけ相談して、できるだけ早く進めてもらいました。おかげでコロナ前にはこちらに住み替えることができて。ご縁とタイミング、何よりサン建築工房さんがスピーディかつ明確に進めてくださったからこそ、今こうして安心して暮らせています」。
コミュニケーションがとりやすい対面キッチンは、便利な収納カウンターと、脇に電話やパソコンを置ける作業スペースを造作。「小さな明かり窓もお気に入りです」
「好みを把握してもらっていたので、タイルは数種類の候補から選べて、リクエストした小棚とともにイメージ通りでした」
肌身でその良さを感じた
パッシブエアコンの魅力
安心の対応もさることながら、奥さまが[サン建築工房]に家づくりを依頼する大きな決め手になったのが、一年中快適に過ごせるパッシブエアコンを取り入れた住環境だった。
「モデルハウスに見学に行ったのが寒い時期だったんです。室内に入ると、木のいい香りがふわっとして、〝ああ、あったかいな〞という安堵感をまず感じました。直接風を受けるエアコンの乾燥した空気とは違う自然の心地よさなんです。夏は夏で玄関を開けて中に入った途端、湿気のないサラッとした涼しさを体感できて、もう絶対おすすめしたいです」と笑う。
花粉症やアレルギー持ちの奥さまは、室内干しできる環境づくりにもこだわった。洗濯室に加え、大物の衣類は2階のフリースペースに物干しを設置し、フル活用。必要のないベランダを造らなかった分、コストも抑えられた。
家族の気配が見渡せ、対話を大事にできるペニンシュラ型キッチン。「前の家で不便だった水切りカゴを置くスペースもできました」
目に見えない部分から
こだわりと安心を感じて
一日の大半を過ごす1階に加え、2階は主寝室と息子さんが利用する多目的部屋、その間に書斎を置いたゆとりのフリースペースが広がっている。書斎の本棚には、車関連の雑誌がいろいろ並んでいる。「夫と息子は車の運転が好きなので、昔からよくドライブに出かけていました。ですから、駐車場はこだわって広く取り、リビングからすぐ車庫に行けるように、腰かけられる程度の縁側を造っていただきました。ラクに愛車の手入れができると、夫も喜んでいます」。
外構はすっきりと、オープンスタイルでまとめたA邸。「外からの視線が気になるかなとも考えたんですが、敢えてオープンにすることで防犯面で効果的かと思ったんです。それに夜、外から家を見ると、障子の明かりがこぼれていてホッとするんです。カーテンで締め切ってしまうより、見た目も温かくてこうしてよかったなと感じています」と奥さまは頷く。
4年以上暮らしてみて、目に見えない部分についても感じることがあるという。「サン建築工房さんの柱は、〝緑の柱〞といって人体に影響のない防腐・防蟻施工された木材が使用されているんです。縁側も同じ素材で造ってもらっているんですよ。以前、住んでいたところは1年ごとに床下点検、5年おきにシロアリ対策の作業があって、手間だし、その度にお金がかかっていたので、そのストレスがなくなったのも大きいです」。
若い頃は考えていなかった問題が突然やってきた時、頼れる住まいのパートナーと出合えたことで、心も体も負担が軽くなったと奥さまは思いを語る。
「いっぱいいっぱいになっていた時期に、問題を先延ばしにしないで本当によかった。定年を過ぎて考えていたら実現できなかったかもしれませんし感謝しています」。
長く暮らした最初の住まいのメリットとデメリットを見定め、改善点を2軒目の家づくりにすべて反映させたA邸。自分たちらしいセカンドライフに向けて住み心地を整えた住まいが、この先ずっと、安心できる暮らしを約束してくれている。
フリースペースにはパッシブエアコンのダクトを設置。屋根裏に置いたエアコンが家中を快適な温度にキープ
主寝室はたっぷり収納を取り、寝るためだけのシンプルな造りに。
リビング階段からつながる空間は書斎を置いたファミリースペース
年中、明るく日当たりのよい南向きに立つA 邸。外壁の色は、設計士から提案された見本色からご主人がセレクトした
物件情報
設計者名 | 株式会社サン建築工房 |
---|---|
施工者名 | 株式会社サン建築工房 |
会社情報
社名 | 株式会社サン建築工房 |
---|---|
本社/支店所在地 | 福岡県北九州市小倉北区大手町3-1 コープ野村土居ビル207号 |
施工対応エリア | 宗像市、 北九州市、 行橋市、 豊前市、 中間市、 芦屋町、 水巻町、 岡垣町、 遠賀町、 苅田町、 みやこ町、 吉富町、 上毛町、 築上町、 直方市、 飯塚市、 田川市、 宮若市、 嘉麻市、 小竹町、 鞍手町、 桂川町、 香春町、 添田町、 糸田町、 川崎町、 大任町、 赤村、 福智町 |
こだわり | 低予算で建てたい, デザインにこだわりたい, 土地も含めて相談したい, 省エネ・エコにこだわりたい, 地震に強い家を建てたい, リフォーム・リノベーションしたい, 地元の木で建てたい, 子育てを重視した家を建てたい, 健康・自然素材にこだわりたい, 女性アドバイザーに相談したい, 収納・間取りにこだわりたい, 和風、和テイストの家を建てたい, ペットと暮らしたい, 建てた後も安心して暮らしたい, 狭小地、変形敷地で建てたい, 2世帯住宅を建てたい, インテリア、エクステリアにこだわりたい, ショールーム、モデルハウスに行きたい |
電話番号 | 050-7586-2223 |
FAX番号 | 093-592-2774 |
ウェブサイトURL | https://www.sunken.co.jp/ |
ブログURL | https://www.sunken.co.jp/blog/ |
https://www.facebook.com/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE-%E3%82%B5%E3%83%B3%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%B7%A5%E6%88%BF-358816684147216/ | |
https://www.instagram.com/sun_kenchikukoubou/ | |
info@sunken.co.jp | |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 毎週 火・水曜 |
取扱工法 | 木造軸組(在来) |
保証体制 | 20年保証 |
アフターメンテナンス | 定期点検 6カ月、1年、3年、5年、7年、10年 |
会社設立 | 1984年(昭和59年)11月 |
施工実績 | 15棟 2022年 |
従業員数 | 10名 |
許可・登録 | 建設業許可 福岡県知事 (般-28)第59760号 一級建築士事務所登録 福岡県知事 第1-21025号 宅地建物取引業者 福岡県知事 (8)第10104号 |