太宰府市在住 Hさんの住まい

 

「木の家がいいね」とリサーチを始めたご夫婦がぶつかったコストの壁。
あきらめかけた時、出合ったのがコストを抑えた天然住宅だった。
願いが叶ったHさん一家の家づくりストーリーを紹介！

 

 

 

理想的な素材・デザインに
コストの不安も解消

 

「こんにちは」とおじゃますると、エントランスから木の香りがふんわりとかおり、室内は白壁と木の織りなす優しい雰囲気に満ちているＨ邸。吹き抜けとスケルトンの階段効果で明るく開放的なリビングでは、元気いっぱいの兄弟２人とご夫婦の笑い声が響いている。

以前は博多区の賃貸マンションで暮らしていたＨさんファミリー。奥さまの希望と長男が小学校に上がるまでにマイホームを建てたいとリサーチを始めた。

土地探しと並行しながら、出合ったのが[住工房プラスアルファ]。「暮らすなら木の家が理想で、住宅展示場をいろいろ巡ってみたんですが、どこも高くて手が出ないというのが第一印象…。そんな中、気になった住工房プラスアルファさんのモデルハウスへ出かけてみたところ、かわいいデザインも上質でどっしりとした木の感じも私たち好みで。しかも価格的に、ここなら手が届きそうと思いました」と当時を振り返り、奥さまの顔がほころぶ。

「太宰府の雰囲が好きだった」と、根気強く探していた土地もタイミングよく見つかり、ご夫婦が決めたのは、[住工房プラスアルファ]の人気企画住宅『CAN BOX』。自然素材を使い、断熱性・耐久性の高い木の家がリーズナブルに手に入る理由は、無駄のない箱型の設計でコストダウンできるから。さらに、間取りは好みに合わせて自由にレイアウトできる。ご夫婦にとってベストな家づくりが始まった。

 

 

 

内玄関はシューズクロークと収納を設置。「キャンプや釣り道具、子どもた ちのカバン類を整理できています！」

リビング扉はスペースを取らない引き戸を採用。色や模様を選べるガラスで個性を演出

 

 

「スッキリ」をコンセプトに
モノを増やさない工夫も

 

間取りについての、奥さまたってのリクエストは「LDKを中心にスッキリ暮らせて、モノが増えない住まい」。「LDKは大きく広さをとって、その周りにユーティリティやスムーズな動線など、SNSなどでいいなと思ったものを参考にして、おしゃれで機能的な工夫やアイテムをはめ込んでもらった感じです」。

基本的には物が増えていく原因となる大きな収納はあえて造らず、必要なところに必要な分のスペースで設置したという。打ち合わせでは佐賀と福岡を行き来しながら、一つひとつ担当者と綿密に話し合った。要望の間取りを考える上で発生した構造上の問題点もその場でパソコンを睨みながら解消。「１㎝単位で詰めていったり、担当の方が本当に親身になって向き合ってくださって嬉しかった」とご夫婦。変更するたびに赤字で修正して真っ赤になった設計図も今ではいい思い出になったそう。
デザインや機能性についてのアドバイスに加え、ご夫婦がありがたかったと話すのが予算面のフォロー。「市の補助金や子ども給付金といった制度もフル活用してくださって」とご主人も頷く。

そのご主人は、特に照明選びにこだわり、ナチュラルテイストの空間に映える照明を選び抜いて取り入れ、アクセントをつけることを楽しんだそう。約１年後、「すべてにおいて、安心して相談できた」納得の住まいが完成した。

 

 

 

 

 

暮らしながら楽しむ
わが家の快適さを満喫

 

 

入居したのはまだ寒い春先。さっそく床下エアコンが大活躍した。「前の家では脱衣所が狭くて寒かったんです。今は１階から空気が対流して2階まで程よく暖かくなるので、みんな朝もすっと起きられます」と話す。

太陽光も設置し、省エネ効果もじわじわ実感中。「エアコンの台数や使用時間は以前の家と一緒ですが、木の家全体で感じる心地よさが違います。お得さもこれからもっと感じられそうです」。

あきらめかけていた木の家を手に入れ、半年の月日が流れたH邸では、庭や家の中で目にするお子さんたちののびのびとした姿が日常に。キッチンやソファから見守るご夫婦のリラックスした様子もとけ合い、住まいは生き生きと輝いていた。