家でかけっこもできる
回遊性を取り入れた家
家を建てた後の日々の暮らしまでを描いた上で 家づくりのパートナーとなってくれる工務店や ハウスメーカーを探していたご夫妻。 [ヒロハウス]に出逢って夢が叶ったそうで…。
子どもの自主性も伸ばした
みんなの笑顔があふれる家
大人になって出会ったふたりなのに、子どもの頃からマイホームがほしいという同じ夢を偶然持ち続けていたSさんご夫妻。3軒のハウスメーカーに相談に行ったが、ある日[ヒロハウス]のことを知り、ホームページで調べたところ、家づくりに対する考え方に共感。土地の紹介から家の設計・施工まですべてお願いすることにした。「わたしたちはお互いの両親の意見も尊重したかったので、両家の意見を取り入れたら、その結果13回も間取り図を描いてもらうことになってしまって。みんなが納得するものをつくろうと、担当の廣瀬さんは根気強く相談にのってくださって、本当に心強かったです」と話してくれた。コンセプトは、プライベート空間を考慮した回遊性のある家。リビングにお客さまを通しても、リビングからはキッチンの水周りは見えないようにするなど工夫を施した。「息子たちも新しい家を気に入っているようで、長男はおふろ掃除を、二男は掃除機を自ら進んでかけるようになったんです。キレイな部屋をキープし続けたいという心が、子どもたちの自主性を伸ばしているみたい」。ご夫妻はお互いの顔を見つめ合い、幸せそうに笑っていた。
子どもたちの「実家になる」
家が持つ役割とは
新居に引っ越しをした次の日、ご主人のお母さまが泊まりに来たそうだ。そのときのことを振り返り、奥さまは「母の言葉が感慨深くて…」と話をしてくれた。「まだ荷ほどきが終わってなくて片付いてなかったのに、母は『良い家だね』とうれしそうな顔をしながら、この家は将来、大人になった子どもたちが『ただいま』と言って、お嫁さんやお嫁さんとの間にできた子どもを連れて来る場所になるのよって話をしてくれたんです。わたしたちが結婚する少し前に、夫の両親は家を改築したのですが、あれはそういう意味で改築したんだと気づき、こうやって家は代々続いていくんだなと考えさせられました」。すると、隣で話を聞いていたご主人は「今は両親が時々遊びに来てくれて子どもたちの面倒を見てくれるけれど、年月を重ねていけば、次は僕たちが両親の面倒を見る番になる。妻は僕の両親のことを大事に思ってくれているし、僕も妻の両親のことをとても大事にしているんです。普段、この家は子どもたちと4人で暮らしているけれど、両親たちにとってもここを自分たちの家と思ってほしいと考えているんです」と両親への日頃の思いを聞かせてくれた。家づくりを通して家族のこれからの話がたくさんできたと喜ぶご夫妻。家族の大きな思い出の1ページとなった。