憧れのキッチンから

イメージした家づくり

一般に作業効率が良くなるとされるシンク・コンロ・冷蔵庫を三角形で結んだキッチン。二の字にレイアウトすることで収納力もUP

一軒家を建てるのは、奥さまの小さい頃からの夢。結婚と同時に、その夢を叶えるべく、家づくりをスタートしたKさんは、リサーチを進めていくなかで、『グラフテクト』のキッチンに出合った。家具のようなスタイリッシュなビジュアルが気に入り、すぐさまショールームを訪れ「このキッチンが置ける空間にしたい」とイメージを膨らませていったそう。

しかし、大手ハウスメーカーの標準仕様では、キッチンを自由に選べないことがわかった。そこで相談に訪れたのが、地域密着の老舗工務店で、デザイン性の高い住宅に定評のある[フラットホーム]。「決め手は社長の人柄です。相談にのってもらううちに、自然とお願いす る流れになりました」。

多目的に使えるテラスはもう一つのリビング。野外での食事もキッチンが近いからラクラク。

土地を購入する際に、Kさんが掲げた条件は3つ。平屋建てが可能で、庭があり、駐車場が4台以上確保できること。それらをすべて叶えたのが現在のK邸だ。もちろん、憧れのキッチンも無事導入。「設備や建具もすべて自由に選ばせてくれました」と奥さまも笑顔を見せる。2人同時に作業できるようセパレート型を選んだキッチンは、ダイニングテーブルを繋げて、配膳や片付けもスムーズに。家事効率も格段にUPした。

駐車場が広いため、人が集まりやすく賑やかなお宅に

一石二鳥で生まれた余裕が

暮らしの満足度をUP

玄関から一番遠い北側に寝室をレイアウト。リビングからも、クローゼットからも出入りできる2way同線がとても便利

コンパクトな平屋暮らしだからこそ、スペースを有効に使いたい。そんな思いから、1つの場所を多目的に使用した”2WAY動線”で回遊性を高めるなど、随所に工夫を施したK邸の間取り。たとえば、玄関からLDKへの入口を2WAYにして、一方の通路に独立洗面を造作。玄関にも手洗いを設ける例は多いが、メインの洗面1つで両方を兼ねて一石二鳥。また、脱衣室兼ランドリーでは、洗って干してが可能に。乾いた洋服はそのまま、寝室に抜けるウォークスルータイプのファミリークローゼットに収納。寝室はLDKからも出入り可能で、家の中をぐるりと回遊できる仕様だ。それぞれのモノのあるべき場所に充分な収納も確保。Kさんのスッキリとした暮らしぶりは、収納の多さと、的確な配置に理由があるようだ。

アパレルのバックヤードのようなファミリークローゼット。アイテムごとにまとめた収納で、探す手間いらず

「ふとした時に、家を建てて良かったって自然と口をついて出るんです。こんなに満たされると思わなくて（笑）」と奥さま。「設計上難しい要望も、叶える方法を探して、すべて実現してくれた社長に感謝ですね」とご主人も語る。

Kさんがこれからの季節で楽しみにしているのは、庭のテラスの活用。「さっそく来週、両親を呼んで、BBQをするんです」と目を輝かせるお二人。その表情に家づくりの満足度が現れている気がした。

LDKの延長に、ゲストの寝室としても使える和室を完備。明るい南側で、キッチンからも目が届くので、お子さんを遊ばせるスペースにも最適

リビングに開放感をもたらす折り上げ天井は、ご主人のこだわり。間接照明の効果で洗練された印象に

広々とした明るい玄関は大理石調のフロアタイルを選んで上品にまとめた