室内の温度差がもたらす 健康被害を考えたい
「日本の家は、世界でいちばん寒い」、「日本の家は世界最低レベル」──最近、そんなフレーズを耳にしたことはないだろうか。これは日本において「寒さはガマンすればいい」という考えが長らく常識だったからだ。しかし、家が「寒い」「ジメジメする」「部屋によって室温が違う」…こうしたストレスは、実は私たちの健康を脅かすおそろしい原因。たとえば、家の中の温度差が引き起こすヒートショックによって倒れる人は数多い。また、屋外と室内の温度差によって発生する結露はカビを発生させ、湿度が高すぎる室内はダニやカビの温床になりやすい。しかも壁の内側に張った断熱材にもカビが生えてしまう可能性がある。これでは家族の健康を守る家とはいえない。
間違いないのは、今後、日本の住宅と健康の関係はますます重視される時代になるということ。[ファースの家]は、家族の健康を守ることこそ、家のもっとも大切な使命だと考えている。
極寒の北海道で開発された 快適な住宅の機能『FAS工法』
[ファースの家]が理想とするのは住む人の健康を守る高性能住宅。断熱材による確かな断熱性を持っているのはもちろん、その上で家の中全体の温度や湿度を快適にコントロールできる機能を持っている住宅だ。そして、同社は研究をする中で信頼に値する北海道発の住宅と出会う。それが今回紹介する『FAS工法』だ。
「『FAS工法』とは、北海道函館市のハウスメーカーが極寒地での暮らしを快適に整え、住む人の健康を守るために開発した住宅機能です。開発は20年ほど前で、ルームエアコン一台によって全館の温度・湿度を調整し、同時に構造躯体内も空気循環し換気をするため、壁内結露等のリスクも減らせるオール電化専用工法です」とスタッフは説明する。[ファースの家]は『FAS工法』を同社が敬意を表するフラッグシップ商品として発表。佐賀エリアでは初めてのモデルハウスを鳥栖市に構えている。中に入ると、洗練されたデザインもさることながら、家の隅々まで肌に優しい温もりで包まれていることや、さらりとしたクリーンな空気に驚かされる。予備のエアコンや空気清浄機など、インテリアの妨げになりがちな家電も必要ないので、空間を広く活かすことができる。さらに、『FAS工法』の機能は消臭効果にも長けているので、ペットや料理の匂いもこもらないのがうれしい。
ヒートショックで倒れる人が多い地方は、実は北国よりも暖かいと思われがちな九州なのだとか。それだけ室内の温度差に対する危機感がない証拠。ぜひ[ファースの家]の快適性を体感してほしい。きっと家族を守ってくれる家とはどういう家なのかを抜群の心地良さによって教えてくれるから。