うなぎの寝床 八女本店
(八女市本町)
地場のものづくりを伝え、支える。暮らしの道具物語。
古い町家を改装して2012年7月にオープンした『うなぎの寝床』は、筑後地方を中心に九州圏内で活躍する作家の手仕事による工芸品を扱うセレクトショップ。
数あるヒット商品の中でも、特に有名なのがオリジナルの久留米絣のもんぺ。八女でひっそりと始まった『もんぺ博覧会』という展示販売会が、今や有名になり全国から引く手数多、各地を行脚しながらそのファンを増やし続けている。
「でも、もんぺはあくまでコミュニケーション・ツールのひとつなんです」と代表の白水高広さん。『うなぎの寝床』にとって、取り扱う暮らしの道具はすべて、地場のものづくりを広く伝え、支えていくための伝達手段なのだ。そんなものづくりの面白さを伝えていく物語は、これからも続いていく。
店名の由来にもなっている、奥に細長い造りをした町家を上手にリノベーションした店内。開店から約6年で商品もずいぶんと増えた。大きな棚の隅々まで、所狭しとばかりに、選りすぐりの工芸品がたくさん並んでいる
うなぎの寝床 八女本店
(八女市本町)
八女市本町267
0943-22-3699
11:30~18:00
休:火・水曜(祝日の場合営業)
P:あり
http://unagino-nedoko.net/
https://www.instagram.com/unagi_nativescapestore/