経営的視点のツボを押さえ、
長く人気が続く店をデザイン

有限会社パイロットプランニング

誰もが入りやすい、オープンな店構え。厨房で働くスタッフの活気が店の外にまでライヴ感たっぷりに伝わってくる。陽気な雰囲気は、まるで本場ナポリのレストラン。『駅から三百歩横町』に誕生した『ピッツェリア・ダ・ガエターノJRJP博多ビル店』。この店のデザインを手がけたのは、デザイナーであり飲食店経営の経験も持つ、緒方和宏さん率いる『パイロットプランニング』だ。

同社は表層的なデザインではなく、企画やネーミングからトータルでデザインに携わり、スタッフの働きやすさや動線、目線、売り上げなどを踏まえながら、経営的な視点のツボを押さえた店舗づくりを行なっている。「デザイナーというと感覚的、表層的な職業と捉えられがちですが、特に飲食店の場合はノウハウや技術も大事です」と、代表の緒方和宏さん。自らも飲食店経営者だった緒方さんだからこそ、オーナーの想いを膨らませて表現することができるし、商売道具としての機能もデザインできる。そして、この両面を持っているからこそ、トータルなデザインができ、経営者やスタッフ、お客様など、全ての人にとって良い店をつくることができる。これは『パイロットプランニング』ならではの強みだ。

実際に、日々数えきれないほどの飲食店が生まれている食都・福岡で、『パイロットプランニング』が手掛ける店舗の多くが一過性のブームではなく、人気が長く続いている。『ピッツェリア・ダ・ガエターノJRJP博多ビル店』もきっと、長く愛される店になるはずだ。

パイロットプランニング　代表取締役緒方和宏さん

いいお店とは、表層的な美しさやかっこよさだけでなく、居心地よく、働きやすく、個性が光り、そして経営しやすいお店だと思います。だから私たちは、デザインの前にある「考え方＝プラン」の部分を大事にしています。町にとって、人々にとって、どんなお店がそこにあるべきか。考えて考えて考えて、それを心にして全体をデザインするから、見えないところに差が出ます。飲食店はもちろん、様々な店舗のご相談をお待ちしております。

WORKS.1　PIZZERIA DA GAETANO