自然素材へのこだわりが教えてくれた快適な暮らし

T家で一番の主役とも言えるのが、玄関からリビングまで、贅沢に使われているオークの床材。「モデルハウスでも使われていたのですが、素足にすごく気持ちよくて。特に主人が『床は絶対にコレにしよう！』と大はりきり。ナチュラルでありながら、モダンな雰囲気も醸し出す幅にもこだわりました」。そんな無垢の床に加え、シラス壁や、高気密・高断熱を備えた「FPの家」がT家にもたらしたのは、快適で心地よい暮らし。「中でも驚いたのは冬の朝。前夜の暖房がほんのりと残り、朝も気持ちよく起きられるんです。これには本当に驚きました」。

触れるたび笑顔になれる好きなものに囲まれて

一周すると、広々とした玄関や、愛犬・豆太郎君のお家がさりげなくセットされた、モダンな和室など、コーナーごとに「おっ！」という驚きが潜むTさんの家。パチン！という音が心地よいアメリカンスイッチや、温かみのある真鍮のドアノブなど、細部にまで「好き！」が行き届いているのも印象的だ。「あれも、これも。ほとんどが想創舎さんが運営する雑貨店やワンデーマーケットで見つけたものです。それに、家づくりの最中は、インテリアコーディネーターのマキさんの提案に、とにかく唸りっぱなし。本当にセンスが良くて、私、今ではすっかり“マキさんファン”（笑）」。そんな奥さまが最後にしみじみ。「0から1を考えるのってすごく難しい。素敵なお手本があったから、理想の家ができたんだと思います」。