古民家再生モデル住宅『風のくら』のエクステリアがリニューアル!
ボーダーガーデンや多目的スペースなど、
おうち時間を充実させる提案も
見学できるようになりました。
庭仕事にティータイム
オープンガーデンのある暮らし
筑紫野市の山間にある『風のくら』は、明治初期に建てられた日本家屋をリノベーションしたモデル住宅。かつて職人によって丹精込めて建てられた木の家は、構造や基本的な間取りはそのままに、現代の匠の技で新たなライフスタイルを提案する空間へと生まれ変わっている。そのリノベーションから10年がたち、今回はエクステリアをリニューアル。敷地を囲んでいた古い垣根と純和風の植栽に代えて、デザインガラスをはめ込んだ西洋漆喰の塀で囲い、ガーデニングを楽しめるスペースを確保。庭砂利のアプローチの奥には天然石と洗い出しの通路を設け、パラソルとガーデンセットを置いて庭仕事の合間にティータイムを楽しめるようにした。
建物の裏手にあったウッドデッキは天然石のタイル張りに一新。裏山の自然と調和するように石積みと木塀で囲まれたスペースは、バーベキューや創作活動、お客様のおもてなしなど多目的に使えそうだ。
土間リビングに
小屋裏の隠れ家
古民家でアイデアが広がる
約2年にわたるステイホーム生活や、在宅でのリモート勤務の広がりを背景に、多くの人が「いかに自宅で快適に過ごすか」に関心を寄せるようになった。『風のくら』ではニューノーマル時代の家づくりのアイデアを見ることができる。
一つは、外と内をつなぐ空間として“土間”を取り入れる提案。この家に元からあった通り土間にテラコッタ色のタイルを敷き詰めて、薪ストーブのある談話室とダイニングキッチンを配した空間はまるでおうちカフェ。窓の外の景色を眺めたり、薪ストーブに火をくべたり、一人静かに、あるいは家族や友人とにぎやかに、いろんな楽しみ方ができる。
さらに併設の蔵の2階では、小屋裏活用の実例を見ることができる。年季の入った太い粱が現しになっていて、低い天井が何ともいえない寛ぎを感じさせるこの空間。ひと目見れば「我が家の小屋裏は書斎にしようか、コレクションルームにしようか、ホームシアターにしようか」と妄想がふくらむこと間違いなし。
暮らしを豊かにするのは個性的なアイデアだけではない。家事のしやすい動線や片付けやすい収納、使うほどに愛着がわく美しいデザインも、日々の生活に不可欠。[ハウスランド社]ではそれらの要素も考慮し、女性の建築士とインテリアコーディネーターがプランニングを担当。カップボードやテーブル、テレビボードなどの家具・収納からキッチンや洗面台といった水回り設備まで、すべてオリジナル造作が可能だ。
株式会社 ハウスランド社 吉木事務所
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