完璧な仕事ぶりに
同業のファンも多数

福岡で100年の歴史を持つハウスビルダー『桑野組』には、同じ業界に身を置く設計士や大工から、家づくりの依頼が入る。「社長が正直で、仕事に対して真摯。依頼してお任せできると思ってお願いした」と話すのは、とある設計士。ある時は「約70年前に親が桑野組の仙台に家を建ててもらったんです。間違いないという実感があったので、建て直すときも桑野組と決めていました」と、親子二代で相談にきた施主もいたそう。「時代が変わっても、変わらない信頼を寄せてくださって、本当にありがたいですね。上辺だけの仕事では信頼関係は築けませんから、情熱を持って仕事をすること、真摯な姿勢で対応させていただくことを大事にしています」と桑野浩一社長。厚い信頼を寄せられる理由は、心意気の部分だけではない。100年余りに渡って受け継いできた伝統と技も然り。築50年の民家を、粱を残してリノベーションした事例や、祖父母の家の木材（一部）を再利用して新築に“想い”を継承した事例など、経験がなければ実現しなかった施工例が『桑野組』には溢れている。

『桑野組』の家づくりは、一から要望をヒアリングし、図面や設計に落とし込むことから始まる。あらかじめ用意されたプランを使用する「規格住宅」はなく、全てが自由設計の「注文住宅」。そのため、施工した住宅は唯一無二で、純和風から洋館まで十人十色。「柔軟すぎて、桑野組っぽい家がないんです(笑)」と桑野社長は笑う。戸建てやマンションのリノベーションの施工実績も多数。同時に、不動産のサポートも行っている。「レベルファイブスタジアム」や福岡市立こども病院隣の「ドナルド・マクドナルド・ハウスふくおか」など、公共事業の実績も多さからも、確かな仕事ぶりが伺える。