家の前は見渡す限り田んぼ。取材に訪れた日は夏の盛り、風に揺れる緑の絨毯が窓の外一面に広がっていた。「この景色が気に入って土地を決めたようなもの。窓を開けているだけで風がスーッと家に入ってくるので、猛暑続きの今年の夏場もそこまで暑く感じませんでした」とMさんご夫妻は話す。結婚後、もともとこの家の近くの賃貸アパートに住んでいたMさんご夫妻。お子さんの誕生を機に「もっと広いところで遊ばせてやりたい」と家づくりを決意した。ところが、大型の住宅展示場を見学してもピンとくるものがない。そこでインターネットでより広くハウスメーカーの情報を収集。その中で初めてピン！ときたのが「赤ちゃん基準の家」をコンセプトにした『住工房プラスアルファ』だったという。「赤ちゃんでも安心、というフレーズにすごく興味を持ちました。すぐに完成した家の見学会に参加。木をふんだんに用いた家ってなんて気持ちがいいんだろうって、初めて知りました」。Mさんご夫妻は自分たちが建てたかったのは住まう人の心にも体にも優しい自然素材の家だったことを再確認。さらに、デザイン性の高さやオリジナルの建具などが決め手となり、晴れて『住工房プラスアルファ』に家づくりを依頼することになった。