「江藤建築デザイン事務所」がつくった
三井郡在住／Kさんの住まい

「家庭と仕事の両立には、片付けやすい家が一番」
そう考えたKさん夫妻は、うわべだけのイメージに惑わされることなく
適正なコストによる、実用的な家づくりを希望。
賢明な選択の積み重ねで、
理想の住まいをつくりあげました。

道路に面した1階の窓にはミラ－ガラスを採用。室内からは屋外へと視野が開けて、防犯面も安心

何でも社長に相談するから
反応も判断も早い

子どもの小学校入学が近づいたのを機に、家を建てることにしたKさん夫妻。「大手メーカーよりも工務店のほうが、余計な料金を上乗せされずに建てられる」と、依頼先を探し始めた。「久留米周辺の工務店を検索して、見つけたうちの一つが江藤建築さん。営業さんのいる会社と違って、江藤社長と直接話ができるので、何事においても判断が早いし、コストダウンにも協力的。ここなら安心と思い、依頼を決めました」。
プランを考えるにあたって重視したのは「機能的であること」。奥さまはフルタイム勤務なので、家事は常に「アレもやりつつ、コレもやる」状態。暮らしの楽しみが増えるセンスのいい空間にするだけでなく、家事や子育てがしやすい工夫やレイアウトは必須だった。

天井高は2650mm。床はタモの無垢材でナチュラルな雰囲気の広々としたリビング。壁の一部にエコカラットをあしらってアクセントに

リビング階段の下にデスクを置いて奥さまのワークスペースに。バッグやプリント類は散らからないように、ここを定位置にした

自分の家事スタイルに合わせて
キッチンも収納もつくりあげる

子どもの様子を見守りながら家事ができるよう、キッチンはリビングダイニングを隈なく見渡せる対面式に。リビングに向かってオープンだけど、目隠しカウンターがあるので、よごれものも丸見えにならないので安心。大人2人が並んで立てるほど作業空間は広く、家族に「ちょっと手伝って」と頼みやすいのもメリット。キッチン内には自治体のルールに合わせた６つのゴミペールのスペースも確保。ゴミの分別など、ちょっとした手間がなくなると、気持ちの負担もグンと軽くなる。
断熱材は隙間なく吹付け施工することで高気密・高断熱を実現する「アイシネン」を使用。「今年は猛暑でしたが、エアコンの効きもよく、オール電化で夜間電力使用の影響もあって電気代も安くなったんですよ」と顔をほころばせる。「サイズと場所にこだわった収納も便利で、片付けがラクな家になりました。江藤さんはいろいろな要望にも柔軟に対応してくださったし、建てた後もちょこちょこ様子を見に来てくれて、頼りになる存在です」。

本や小物は壁面に飾りながら収納。子どもでも片付けやすいように、モノを置く場所は明確に決めている

プラン作成は奥さま主導で進んだけれど、「書斎」と「お酒を飲める広いベランダ」がご主人からのリクエスト。「希望通りの家、家に帰るのが楽しみになりました」と笑顔を見せる


トイレも無味乾燥な空間にならないよう、お気に入りのタイルをあしらってかわいらしく仕上げた