糟屋郡在住 Ｋさんの住まい

「新しいわが家に、本当に必要なものって何だろう？」──。
家づくりに当たって、ご夫婦でじっくりと話し合いを重ねたKさん。
自由度の高い設計力に定評のある［サードカフェ］と一緒に、理想のわが家を建てました。

何でも話しやすい雰囲気
豊富な専門知識に安心感

家づくりを考え始めたのは２０２２年の5月頃。当時、1歳になろうとしていたお子さんのため、早めに家を建てようと話し合った。

糟屋郡での家づくりをキーワードにハウスビルダーを検索した時、目に留まったのが［サードカフェ］だった。当時のエピソードをご主人がこう振り返る。

「サードカフェはその名の通りカフェもやっているというので、妻が平日に行ってどんなところか見てきてくれました。そうしたら、子どもと一緒にくつろげるすごくいいカフェだったよ、って。女性のスタッフさんも話しやすくて、好印象。しかもカフェには雑貨屋も併設されていて、妻は置いてある雑貨がとても気に入ったようでした」。

「ここなら理想の家を建ててくれるかもしれない」。

そう感じたＫさんは、その後夫妻で同社の展示会やリノベーションの見学会に足を運ぶようになった。

「その際も、スタッフの方々ととても有意義なお話ができました。家づくりへのこだわりとか、設計のポイントとか。営業の方も技術についての専門的な知識が豊富でそれでいて親しみやすく、安心できる材料がたくさんありました」。

土地を購入して２０２２年6月頃から、いよいよ打合せがスタート。みんなでＬＩＮＥのグループを作り、そこにＫさん夫妻は好きな内装やインテリア、建てたい家と似た雰囲気の写真などをどんどんアップしていったという。

「設計士さんからは図面も早い段階でご提案いただいて、これをもとに夫婦でじっくり話し合いました。夫婦２人だけでしっかり考える時間が持てたのは、とても良かったです。話し合いの中から出てきた疑問点やリクエストはまたＬＩＮＥへ。すると、それを反映したプランがまたすぐに送られてくるんです。ちょうどいいスピード感で話が進むし、提案力の幅も広い。毎回、ＬＩＮＥを見るのがすごく楽しみでした」。

打合せを重ねること約６カ月、２０２３年に入ってついに施工が始まった。

「以前住んでいたアパートはこの家のすぐ近くだったので、毎日散歩がてら工事の様子を見に来ていました。ロッカーの幅やテーブルの高さなど、建てながら微調整した部分もいくつかあります。２人で話していたことが形になっていく喜びって、家づくりならではだと思う。あの時のワクワク感は今もよく覚えています」

深いグリーンの外壁に、赤いポストがアクセント。玄関からステップを経て下に降りる造りは、

お子さんが急に道路に飛び出さないよう安全面にも配慮されている
 

無垢材の床や柱が初々しいLDK。経年変化が楽しめる素材選びだ。
抜け感のあるリビング階段は空間にリズムをもたらしてくれる
 

ブルーの扉の奥はトイレ。外から帰ってすぐに手を洗えるよう、玄関には手洗い用の洗面台が。靴の脱ぎ履きにも便利なソファもここにジャストフィット
 

一年中、気持ちいいわが家
子どもも大好きです

 
新しいわが家への引っ越しは、２０２３年６月。ちょうど梅雨の時季だったが、家の中は嫌な湿度を感じることもなく、サラッとした空気が気持ちよかったという。

「夏も冬もエアコン1台でほとんど均一に快適な室温になるので助かっています。床材の杉も、夏はひんやり冷たくて、冬はほのかに暖かく感じます。清潔感があるところもいいですね」。

見通しのいいＬＤＫはキッチンで料理をしながら幼いお子さんが遊ぶ様子を見守ることができて安心。

「以前もメゾネットタイプの部屋に住んでいましたが、この家はさらにオープンで全体がつながっている造り。だから、私も安心ですが、子どもも安心だと思うんですよ。リビング階段だって１人で何度も上ったり下りたり…楽しいんでしょうね、この家が」。

［2階フリースペース］

お母さまから譲り受けたお気に入りの鏡台や愛用していたダイニングセットなどを置いて憩いのスペースに。

グリーンの壁で囲まれている部分がお子さんの部屋。アーチの扉も愛らしい

機能的で自由度の高い
空間設計がお気に入り

いちばんのお気に入りは2階のフリースペース。隣の子ども部屋との間を仕切る深いグリーンの壁も、子ども部屋に入るアーチ型のドアも、すべてが思い描いた通りだったと奥さまは話す。

「母の実家にあったアーチ型のドアがとても好きで、それをこの家で再現できたのがとてもうれしい。母の嫁入り道具だった鏡台も、アンティークな空間の雰囲気によく合っているし、第二のリビングと思えるくらい落ち着くスペースです」。

この2階のフリースペースや、１階の掘りごたつ式のダイニングからも見て取れるように、［サードカフェ］の設計は自由度が高く、Ｋさんご夫妻も改めて依頼して良かったと感じる点だという。

「サードカフェさんとの家づくりは、家についてじっくりと考えられたし、リクエストも伝えやすかった。そして何より、アーティスティックなセンスが光っていると思いました。家族の一日の動線を考えながら、２階の鏡台や玄関のベ等、シンボリックな家具の位置まで考え抜いて設計してくださったことに感謝です」。

子育てで大変だった時も

「打合せに子どもを連れて行けたのが助かりました。それに何より、家づくりがいい気分転換になったんですよ」

と奥さま。［サードカフェ］との家づくりが楽しい時間だったことが、ひしひしと伝わってくる。

自然光に包まれる明るい子ども部屋。白を基調に北欧風の明るく優しいトーンのインテリア雑貨で温かい雰囲気を演出。楽しい部屋なら自分で片づける習慣もつきそう

キッチン後ろの収納は籠を活かしたナチュラルな造り、造作の洗面台にはお気に入りの鏡を設置