【humming joeに聞く】北欧の名作・良品にまつわる 知られざる「モノ」がたり vol.06

背景を知ることで、そのモノがより魅力的に見えてくる。
隠れた秘話や買い付けで得た北欧事情などを交えながら、
「ハミングジョー」の店主やスタッフが良品の魅力を教えてくれるシリーズ第6弾です。

TOPICS!

カール・ハンセン&サンの取り扱いをスタート!

ヴィンテージでは入手が難しくなっている「Yチェア」や「CH25」などの現行品を、新たに設けた2階の展示スペースで紹介。

カイ・クリスチャンセン



食卓を囲んで、またはのんびり読書や音楽を楽しむ時間を持つのは愛しいもの。今回、紹介するのはそんなシーンで活躍するデンマーク家具のデザイナー、「カイ・クリスチャンセン」のアイテムです。

ダイニングチェア「No.42」(ローズウッド)


▲『DANISH ART WEAVING』の『NICE』シリーズ。ウールに麻が10%混じった光沢感のある質感が魅力

カイ・クリスチャンセンの代表作といえば「No.42」。ハーフアームのそぎ落とされたデザイン、肘置きの役割を果たしながらも、立つ時やテーブルに収納する際も邪魔にならない優れた機能を備えた逸品。1956年に製作されて以来、変わらない名作椅子として愛されています。半世紀を超えてなお、カイ・クリスチャンセンが活躍していた当時のものづくりの技術、風格が感じられるヴィンテージチェアです。

ネイルチェア(チーク)

▲座面は『クヴァドラ』の『ハリンダル』シリーズ。ロイヤルブルーが上品に映える

ダイニングチェア「NV31」(チーク)


▲オレンジの生地は、背もたれ部分は皆川明デザインの『タンバリン ハリンダル』、座面は『ハリンダル』でコーディネート

その他、背もたれからハーフアームの部分に爪のような湾曲したデザインが特徴の「ネイルチェア」、丸みを帯びたデザインで優しく包み込まれるような座り心地が魅力の「NV31」も引き算のデザイン美と使い勝手が計算されたアイテム。
『ハミングジョー』では、チークやローズウッドといった現在では稀少になってきた材質と調和するよう、張り替えのメンテナンスを行なっています。
耐久性と品質に優れ、カラーバリエーションも豊富な「Kvadrat(クヴァドラ)」、「DANISH ART WEAVING(ダニッシュ・アート・ウィーヴィング)」、「Kjellerup(ケアロップ)」といった老舗デンマークファブリックから自分好みのチェアを仕立てるお客様も増えています。なかでもファッションデザイナー、皆川明デザインの「Tambourine Hallingdal」シリーズは、Kvadrat初の刺繍入り家具用ファブリックで人気です。

チェスト(チーク)


▲丸い持ち手がアクセントになった二段チェスト。コンパクトなので、飾り棚としてなどいろんな生活シーンで使えます

椅子以外に、チェストなどの家具も手がけているクリスチャンセン。ウェグナーやモーエンセンより後生の年代に活躍したデザイナーの、誠実な技術とセンスの結晶が詰まったアイテムは、均等に丁寧なサンディングを行なうことで、当時のままの風合いを残しながら長く愛用いただけます。北欧家具の魅力が滲むロングライフデザイン、身近に感じてみてください。

●教えてくれた方

humming joe
マネージャー
里中 省吾さん

勤務歴8年。チークやローズウッドなどのヴィンテージ家具に、テキスタイルやガラスウエアなどを組み合わせた落ち着きのあるコーディネートに定評があり、相談に訪れる顧客も多い。

humming joe ハミングジョー

福岡県糸島市二条浜窪179-1

TEL:092-325-3690

営業:11:00~18:00

休:水曜(祝日の場合は翌日)

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