【humming joeに聞く】北欧の名作・良品にまつわる 知られざる「モノ」がたり vol.05

背景を知ることで、そのモノがより魅力的に見えてくる。
隠れた秘話や買い付けで得た北欧事情などを交えながら、
「ハミングジョー」の店主やスタッフが良品の魅力を教えてくれるシリーズ第5弾です。


今回は、品質が良くお手頃価格のヴィンテージ家具についてのご紹介です。

スウェーデン製ブックケース(チーク)
楕円形の持ち手がアクセントになったコンパクトで
すっきりしたデザインが魅力。棚板は高さ調節も可能


まずはスウェーデン製のブックケース。’60年代のスウェーデンならではの小ぶりなスタイルなので、住空間にコンパクトにマッチします。リビングやキッチンのコーナーに置いて、小物や食器などお気に入りをアレンジして楽しめます。

イギリス製サイドボード(アフリカンチーク)
リチャード・ホーンビーデザインのYounger社のアイテム。
テレビボードとしても程よいサイズ感



サイドボードは50〜60年代に造られたイギリス製。大抵のヨーロッパの家具は量産されていた時代、突き板で造られたものが多いのですが、これはローズウッドの質感にも似たアフリカンチークの無垢材を贅沢に使用した、なかなか出合えないアイテムです。
北欧でも多国籍な家具をミックスして上手にコーディネートする人が多いですが、ハミングジョーに来店されるお客様も、雰囲気が好きで直感で選んだりと、デザイナーや国にこだわらず、自由にミックスして自分スタイルをつくる方が増えているように感じます。

イギリス製テレフォンベンチ(チーク)
クッションを取り外せば、コーヒーテーブルや
飾り棚として利用できる。空間の雰囲気づくりに


そういった方におすすめしたいものの一つが、電話機時代のテレフォンベンチ。玄関に置いて花を飾ったり、部屋の間仕切りにしたり、空間に個性を生むアイテムとして工夫しながら楽しめそうです。

デンマーク製ダイニングチェア(チーク)
座面の生地は〈クヴァドラ〉、皆川明デザインの
〈タンバリン ハリンダル〉シリーズで張替え済



ダイニングチェアは一脚2万7000円から揃いますが、同じ価格でも、背もたれのデザインが微妙に違ったりしますからお好みを選んでください。生地は張替えていますが、北欧の生地は何十年と歳月が経っても擦り切れていないんですよね。それだけ耐久性があって良質だという証です。
チェアの生地選びも楽しく悩ましいもの。老舗メーカーで公共の場所などでも使用されている国産の『リバコ』やウェグナーのオリジナルにも使われているデンマーク製の『クヴァドラ』は、コアなファンも多いファブリックです。バリエーション豊富な色柄の中からお気に入りを見つけてみてください。『クヴァドラ』の『リミックス』シリーズは目が細かいので、猫の爪も引っ掛かりにくいようで、愛猫家の方にもおすすめです(笑)。

●教えてくれた方

huming joe
オーナー
赤星秀明さん

北欧・イギリスへの年3回の仕入れとメンテナンス、時々販売を担当。買い付けの旅で北欧の文化や歴史に触れる中で、最近は幸福度の高いスウェーデンの社会の仕組みに関する書籍を愛読中。

humming joe ハミングジョー

福岡県糸島市二条浜窪179-1

TEL:092-325-3690

営業:11:00~18:00

休:水曜(祝日の場合は翌日)

https://www.hummingjoe.com/