リノベーション・マジックで
狭小マンションを快適デザイン

キャンプ道具が置ける玄関収納 気持ちのよい対面キッチン 3DKに子ども部屋をプラス トイレに行く際の明かり取り

人と物の居場所を明確に
アイデアを絞って提案

市街地と足立山が見渡せる、5階建ての見晴らしの良いマンション。ここに長年暮らしてきたOさんご夫妻は、7才と3才のお子さんをもつ4人家族。もともとご主人のご両親が暮らす部屋の上階に暮らしており、年齢的に子ども部屋が必要になってきたことから、家づくりを検討し始めたそう。

一軒家も検討したそうだが、住み慣れた場所がいいとリノベーションに長けた[リノベスタジオ]に相談したという。Oさん一家の間取りは53 ㎡・3DKと、4人家族が暮らすにはちょっと狭いという印象。それを3LDKにしたいという希望を叶えるには狭小さがハードルだったが、さまざまなアイデアをスタッフ間で出し合って解決に導くのが[リノベスタジオ]の醍醐味。

「人の居場所、物の居場所をしっかり確認すること」を大事に、家づくりを行なってきた経験から、プランニングしたそうだ。
鍵となったのは、何と言っても奥さまの希望だった対面キッチン。アイランドキッチンを配し、LDKの印象を見事に変えた。配管をやり替える上でダクトを通すため、キッチンスペースを一段高く上げる必要があったのだが、逆転の発想でゾーニングを図るとともに、空間に広がりを生むようなレイアウトが生まれた。

玄関の土間や扉の装飾など
デザインにも捻りをきかせて

高さのない部屋だったため、天井は打ちっぱなしを採用し、あえてダクト配管を見せてクールな印象に

キッチンに続く家族のオーダーは、キャンプ道具やご主人の趣味のサーフボードを置けるような玄関収納。そこで、奥行きを持たせたモルタルの土間を設け、下地材をあえて仕上げ材に使って味のある棚をレイアウト。これで、以前は和室の押し入れに詰め込んでいた道具類も、室内へ持ち運ばずに玄関で収納できるように。
リビング扉に取り入れた深い海を連想させるロイヤルブルーはご主人のリクエスト。お子さんのトイレが暗くてコワいとの聞き取りから、明かり取りとして扉に雰囲気のあるガラスを入れ、デザインとしても映えるガラスブロックもコーディネートした。
子ども部屋はそれぞれのプライベートを大事にするため、シンプル寝室は質のよい睡眠をとれるように設計。
近年増えてきているミニマムな生活志向に見るように、狭くても、誰のための何のための部屋かを明確にしておけば、すっきり気持ちよく過ごせるのだ。

気分も一新してはじまる
こころ弾む家族の暮らし

寝室にもブルーグレーのクロスを差し色に入れて、収納を設置。「丈の長い洋服もしまえるので嬉しい」と奥さま

取材の日、もうじき引き渡しとなる部屋の様子をちょうど見に来られていたOさん一家。
「以前、リフォームは行なったことがあるのですが、それは既存のものを改修するというだけ。リノベーションは部屋をすべてスケルトンにして、一からやり変えることができると知って、でもここまで変身するとは思いもよりませんでした。予想よりはるかに素敵でびっくりです」と奥さま。お嬢さんも自分の部屋ができて、とっても嬉しそう。

8月初旬から着工して入居は9月半ば。キッチンから見渡す、家族が集うリビングや窓の外の景色はきっと格別のはず。心機一転、生まれ変わった住まいで、どんな新しい暮らしが待っているのだろう。

この建築を手がけた会社

  • リノベンチャー株式会社 リノベスタジオ
  • 〒802-0062  北九州市小倉北区片野新町2-1-4
  • 093-383-8815
  • http://renovestudio.co.jp/