まるで、ラグジュアリーな
ホテルで暮らすように

購入したビルの居住スペースである2フロアをフルリノベ-ション。 ホテルを想わせる空間が落ち着きます。

目玉は来客時に便利な
セカンドリビング

床暖房でも使える無垢の床材を採用。リビングとダイニングの間のアイアンフレームが、部屋の印象を締めている

会社を営むNさん夫妻が、博多区の5階建てビルを購入したのは約1年前のこと。それまでは宇美町の築35年の戸建に住んでいたが、奥さまのお父様が福岡市内の病院に通っていたため、より介護しやすい環境を求めて住み替えを決意した。
今回リノベーションしたのは、4階と5階。購入したビルは細長いつくりで、4~6畳の小さい部屋が沢山ある間取りだったが、「一つの部屋をなるべく広々と使いたい」と、大胆な間取り変更をリクエスト。4階は3分の1を事務所、残りを子ども部屋、ご夫婦の寝室、浴室洗面室とし、5階は24畳のLDKと、応接間としても利用できる14畳のセカンドリビングなどにした。どの部屋もホテルライクなゆとりとシックさが、心地いい。ご主人は「セカンドリビングは応接間であり、一人の空間としても利用しています。日常を忘れてオフになれる場所なので、ゆっくり映画やギターを楽しみたいですね」と、嬉しそうに話している。

建てた後も楽しみが続く
経年美を楽しめる家

キッチンは念願の対面式になり、庭の緑を見ながら料理をできるようになった。食器棚はリビング側から見えない位置に配置したので窓辺も明るくすっきりとした。キッチンの立ち上がりは[ホームランド]による造作。手元を隠せるよう少し高めにしつらえ、ダイニング側は収納になっている。「プランを決める途中で迷っていると、担当の建築士さんがメリット・デメリットをはっきりと教えてくださって。おかげで、日頃の家事の不満を解消でき、満足のいく家をつくることができました。ウォールナットの手持ちの家具との相性を考えて床材はチェリーを選びましたが、時間が経つともう少し赤みを帯びていくそうなので、今後の経年変化も楽しみです」。

天板は汚れが気にならないシックな色をチョイス。おそろいの背面カウンターは奥行きが65センチあるので作業がしやすい。足元は水に強いフローリング張りにした

断熱、快適性にも
きちんとこだわって

奥さまが一番気に入っているキッチンは、家電や食器類を一切見せない設計で、とても洗練された印象だ。「すっきり収納できて、ホテルのような雰囲気の空間が理想とお伝えしていたんですが、その通りの仕上がりに大満足です。こう見えて、システムキッチンは手を伸ばせば届く位置に全部が収納できているので、使い勝手がいいんですよ」と奥さま。キッチンは、素材や色が自由に選べるリブレ製を採用。無垢材に施す塗装は、床材との相性を考えて、ダークチェリー色をオーダーした。さらに、キッチンのワークトップには高級感のある大理石を使用するなど、細部までこだわりを詰めている。
デザイン性に加え、快適性も随所に追究している。マンションやアパートのリノベーションで窓のサッシを変えるのは容易ではないため、ガラス部分のみペアガラスに変更する方法で断熱性能を改善。5階のフロアには床暖房を設置したので、よほど寒くない限りはエアコンを使わず過ごせるという。また、階段はあるものの、フロア内には段差を設けず、バリアフリー仕様としたのも、この先の生活を考えてのこと。
奥さまは「リノベーションをすることで、新築に近い雰囲気になってとてもよかったです。仕事と介護で忙しく、家のことまで気が回らなかったので、全部お任せできるホームランドさんに頼んで大正解でした」と仕上がりに大満足している。

ダイニングルームの一角には金魚の水槽がある。見えない場所に水替え用の排水溝と蛇口も設置した

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