「私の間取りづくり、やってみました。」

家づくりってどんな風に進んでいくの? そんな疑問を持つ人も多いハズ。どんな希望を出して、 どのように建築士に伝えればいいのか。 今回は編集者自らが“間取りづくり”を体験。 [アーキブレイン]の吉村代表に、打ち合わせのコツを聞き、 実際に間取りを作ってもらっちゃいました。

打ち合わせスタート

―さて何から始めましょうか?

特に希望ってあまりないんですが。

吉村 まずは頭に浮かんでいる希望を言ってください。平屋か2階建てか、部屋はいくつ必要か、駐車場は何台分いるのか。大まかなことですね。

―いくつか挙げてみました(図①参照)

吉村 家族構成や土地の有無、どうしても譲れない条件はしっかり伝えましょう。これは結構簡単に上げることができると思います。ここからは私が質問をしていきます。例えば、ご主人と奥さまの一日のスケジュールや、子どもさんの様子、趣味や好きなことなど、家族のライフスタイルについてです。

―かなり細かいところまで聞いていくんですね。

吉村 実際に生活をする住まいなので、家族のライフスタイルを考慮して作る必要があります。注文住宅の良さは、オーダーメイドの家が作れるという点なので、ここはしっかりとヒアリングをしなければいけません。何か思いついたことがあれば、どんな小さいことでも伝えてください。

―私たち夫婦は趣味がないんですが…。

吉村 それでも好きなことはあるでしょ? さっきの話しでは、ご主人はバーベキューがお好きだとか。そしたら庭のスペースが必要だな、とか。奥さまは家で仕事をすることがあるので、書斎スペースが必要かな、とか。生活している雰囲気を思い描きながら、間取りづくりをしたほうがより満足いく仕上がりになりますよ。
―結構いろいろ出てくるものですね。希望がないというのは嘘でした。(笑)

吉村 話をしていくうちに、みなさん結構いろいろ出てきますよ(笑)。必要なことはこちらで質問しますので、絶対譲れないことぐらいをまとめてもらえれば大丈夫ですよ。

2週間ほどで間取りが完成!

―間取りができるのを楽しみにしてましたよ!

吉村 いただいた希望やライフスタイルを落とし込むので、約2週間ほどは時間をいただいています。この間取りに関しては4日間で作りましたけど(笑)。

―シンプルで生活しやすそうな間取りですね。

吉村 間取りというのはシンプルな方が住みやすいんです。ゴチャゴチャしていると、生活動線もゴチャゴチャしがちです。この間取りは動線がシンプルなので、とても住みやすい。無駄なスペースを作らないことで、LDKも広く取ることができています。

―具体的にライフスタイルを落とし込んだ部分は。

吉村 まず奥さまの家事室または書斎スペースがほしいとのことだったので、キッチン横にちょっとしたスペースを作りました。ここにカウンターをつければ、書斎としても使うことができますし、家事室として使用することも可能です。家事動線がラクになるよう、玄関から直接パントリーに行けるようにしています。あとはご主人は、基本ソファにいるとのことだったので、LDKを広めに取りました。バーベキューも好きということなので、ポーチと庭も作りましたよ。

―間取りには階段がありますね?

吉村 和室がほしいといわれていたのですが、スペース的に難しかったので、ロフトとして設けています。収納スペースとしても利用できるので採用される方も多いです。

―ここからはどういう流れになりますか。

吉村 これからは間取りに修正を加えていきます。よりイメージしやすくなるので、もっと具体的な希望が出てくると思いますよ。修正を加えていきながら、理想の家を完成していきます。[アーキブレイン]のHPにも施工例やケーススタディーを掲載しているので、ぜひ参考にしてみてください。今回の様に、プランニングまでなら無料でお受けしてますので、お気軽にお越し下さい。

今回編集者が出した要望や設定(図①)

家族構成

・ 夫婦+男の子2人(小学生、4歳)

共働きだが、妻は自営業のため
家にいることが多い。

希望する項目

・ 平屋であること
・ 玄関の方角は北側
・ リビングは広く
・ 大きい窓がほしい
・ 家事導動線をラクに
・ 車2台以上の駐車スペース

質問されて答えた希望

・ 奥さまは家で仕事をすることも
・ ご主人はバーベキュー好き
・ ご主人は家で過ごすのが好き
・ 洋服はハンガー掛けで
・ できれば和室がほしい

…など

この建築を手がけた会社