リゾートホテルのような快適性
デザインを追求して生まれた機能美

夜もゆっくり寛げる空間 和の中にモダンな雰囲気 機能的な美しさ 掃除がしやすい設計

仕事で疲れて帰宅してもホッとくつろげる空間を

リビングやダイニングとも会話を楽しめるアイランドキッチン

窓の外は一面の青緑まばゆい松林。その奥には玄界灘まで見渡せる絶好のロケーション。心地よい風が屋内を駆け抜けてゆく。

リノベーションのテーマは、仕事で疲れて帰ってきてもホッとできる、リゾートホテルのような空間だった。築20年のマンションは一度スケルトン状態に。ご夫妻のライフスタイルや置きたい家具など、慎重にヒアリングを重ね、LDKから寝室まで扉を開けるとひとつのワイドな空間になるという、新たな間取りが生まれた。

洗面所、洗濯機置場をコアに回遊できる間取りになっている
大型テレビを掛けるリビングの壁は塗り壁。間接照明で浮かび上がるくし目が美しい。下にはベンチにもなる収納棚を造作

和の要素を取り入れつつモダンな仕上がりを決定づけているのは、落ち着いた中にも豊かな表情を持つブラックウォールナットの床材と、くし目をつけた塗り壁。そして、塗り壁に美しい陰影をもたらす絶妙な間接照明の配し方だ。
リノベーションを機に「徹底的に断捨離しましたよ」と笑うご夫妻。今、開放感あふれる室内には、ゆったりとからだを預けられる大型のソファや、愛着のあるダイニングテーブルなど「本当に好きなデザイン」だけがレイアウトされている。

ダイニング横には厳選した食器類をゆったりと置ける収納を造作。扉を開けてコレクションを魅せる楽しみも

今後も手を加えながら少しずつビルドアップ

機能的で、美しい。満足のいく仕上がりは、丁寧な打合せの賜物でもあった。「長崎材木店さんは地元で近く、私たちの意向が伝えやすい会社だと感じました。真摯に話を聞いていただき、細かい部分までオーダーメイド的な感じで造りこんでもらえた。私たちが何を求めているのかを掘り下げて考えてくださる。この姿勢がありがたかったですね」とご夫妻は振り返る。

空間に合わせて、設計を担当した八川さんはハンスーアウネ・ヤコブソンなど、名デザイナーが手掛けたライトを1つずつ吟味し、配している。真鍮製のスイッチや表札、一部の照明はこれから届く予定だという。これからも手を加えながらビルドアップしていくO邸。その楽しみは心豊かな人生とともにある。

2人並んで使えるホテルライクな洗面台。リビングとも調和するデザイン

この建築を手がけた会社