家族の〝今〟を そっと抱きしめる
3つの吹き抜けがある家

限られた家族の時間を大切に過ごしたい。 3姉妹の両親が抱く、切なくて温かな願い。 いつか巣立っていくその日のために 一緒にいられる今を慈しみ、愉しむ家。

上質な素材感が際立つ コンセプチュアルな家

表通りから一本入った、閑静な住宅街に佇む白亜の邸宅。異素材を贅沢に組み合わせた外観からもグレードの高さが伺えるH邸には、スタイルも用途も異なる3つの吹き抜けがある。「LDKから2階へ上がる階段は採光と開放感を考えて。玄関は、石壁の存在感を強調するために天井を高く。リビングの一画から最上部の勾配天井まで続く吹き抜けは、デザイン的なインパクトを狙ったもの。すべてに意味と必然性があるんです」と[ルミナスホーム]にたくさん提案を貰ったと嬉しそうに語るご主人。「すっきりとシンプルに、生活感を抑えた家にしたい」というコンセプトが忠実に再現されたH邸の特徴は、上質な素材感とホテルライクな造形美、ゆったりとした広がりと機能性を両立したレイアウト。非の打ち所のない造りながら、柔らかな空気に満たされ、5人家族の温かな暮らしを伝えている。

細部まで行き届いた 住まい手の美意識

築30年の日本家屋をリノベーションして暮らしていたHさん一家。「このまま住み続けてもいいかなと思っていましたが、長女の進学や生活スタイルの変化など、いろいろなタイミングが重なって新築を考えることに。結果としては、今の住まいに大満足です」と奥さまは振り返る。

「家族と過ごす時間は芯からリラックスしたい。子どもたちにも快適な環境を与えてやりたい」という想いを抱き、家づくりに臨んだHさん夫妻。並々ならぬ情熱とこだわりは、随所に見て取れる。特筆すべきは専属設計士と入念に打ち合わせを繰り返した間取り、そして家の印象を左右する“収まり”の良さだ。「収まりって単語自体、普通はあまり聞かないものだと思うんですけど」と笑う奥さま。H邸をよく見ると、目につく場所に金具やレールが存在しないことに驚かされる。「金具類はもちろん、空調機器もできる限り壁や天井のなかに埋め込みました。一つひとつは小さなことでも、全体の印象がガラリと変わるんです」。 子どもたちと密に過ごせる 宝物のような時間を大切に  「将来を見据えた間取りも大事。でも、わが家はあえて子どもが小さい〝今〟にフォーカスした家になりました」と奥さまは微笑む。パパとママが大好き!とじゃれつく3姉妹だが「上の子は今、小学2年生です。あと数年もしたら、こんな風に家族全員で密に過ごせる時間はなくなってしまう。だから今をめいっぱい楽しみたい」とご主人も頷く。専用のプレイルームに、子どもの数だけ用意したキッズルーム。その分、夫婦のための主寝室はつくらなかったというから、その覚悟の深さが伺える。「わが家は一般的なお客さんと違う要望も多かったと思いますし、ワガママもたくさん言わせてもらいました。地場のビルダーでも、こんなことまでできるんだ! と感動しましたね」と語る視線の先にはやっぱり、屈託のない笑顔ではしゃぎまわる子どもたちの姿があった。

ダイニングに隣接するプレイルーム。両親の目も行き届きやすく、安心して過ごせる3姉妹の秘密基地だ

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