まさに〝レス イズ モア〟
甘さを削ぎ落とした大人顔の家

「少ないほど、豊かである」 これは、ドイツの有名建築家が残した言葉。 華美な装飾とは無縁のKさんの住まいは、 研ぎ澄まされた空間だから見ることのできる 美しい光に包まれていた。

一目惚れは、次第に 確信へと変わっていく

「ある日の休日、ドライブ中に偶然目にした、真っ白な箱型の建物に目が釘付けになってしまって。一目惚れです」と笑う奥さま。「見ると、小さな看板に〝施工会社 ロジック〟の名前がありました」とご主人。ご夫婦と[ロジック]の出会いは、こんなところから始まった。「最初はデザインに惹かれていましたが、吹付断熱という断熱材の施工で有名な会社であるということを知って。断熱性能がきちんと数値化された家は、快適性もお墨付き。改めて、いいなと思ったんです」と奥さまは話す。

時刻は午後6時。沈みかけた夕焼けが美しいベランダからの景色。この場所は眺めもいいですね? と聞くと「土地もロジックから紹介していただきました。JRの駅に近く、バス停の側がいい、という私たちの要望通りの場所で、ほぼ即決でした」とご主人。「私たちが望む家のイメージをしっかりつかんだ上で探してくださったので、決断が早かったですね」と奥さま。

建築家からの一つの質問 その答えが設計の鍵に

[ロジック]の魅力の一つである、建築家と家を建てるということについてお話を伺った。  「最初に、これから住む家をイメージして、どんな景色が見える? って聞かれましたね。私は、キッチンに立っていて、その前にあるソファに主人が座ってTVを見ていると言いました。…ちょうど今、このまんまの感じ!」とキッチンに立ち、話をする奥さま。一方、ご主人は「…ランニングして外から帰ってくる」と答えられたとか。「この質問が、家のデザインの要になっていたんだな、ということは今になってわかります」と奥さまは言う。「家づくりを進めていく中で、あれもこれもとつい欲張ってしまって、自分たちが本当に必要としているものを見失いそうになってしまったとき、立ち返るのが最初の質問のイメージだと思うんです」。

「意外だったのは、玄関からすぐにクローゼットという間取りです。暮らしてみると、脱いだ洋服が散らからない動線で、とても使いやすかったですね」と改めて感心している様子の奥さまは、「日の差し方や風の通しを、しっかり計算されているから8月に入居したのですが、一切エアコンをつかっていないんです。暖房を一度つけたことがあるくらい」と話してくれた。ガスと迷ってオール電化を選んだそうだが、一戸建てになったにも関わらず、光熱費は信じられないほど安くなり、大正解だったとか。「これも断熱性能の高さのなせる業なんでしょうね」。

洗練された機能美を宿すのは 並み外れた探求心と現場力

外観は、真っ黒な塗り壁で、正面には目立った窓も見当たらないKさんの家だが、ベランダの奥は、光がふんだんに降り注ぐガラス張り。「ベランダでワンクッション置いた日の光が、リビング全体に優しく広がります。ちょうど階段の手すり部分には、日が当たるので、そこにお布団も干しちゃいます(笑)」と暮らし上手な一面を見せる奥さま。

ご夫婦が一目惚れをした、シンプルで無駄のない[ロジック]の家づくり。洗練された空間は、建具や部材に対する、実に細かなこだわりから生まれている。たとえば、床から天井までピタリと収まる扉は、[ロジック]のオリジナル製品。天井高が実際の高さより高く見えるという視覚的な効果があり、見た目の美しさと実用性を探求した結果、生まれた製品だという。常に現場に目を配り、技術が向上すれば、その度に余分なデザインは削っていく。たとえそれが、ほんの1ミリに満たない建具の幅であったとしても。「照明や日の光が真っ直ぐに伸びていく線がとても綺麗です。造りに無駄な凹凸がないからですよね」と奥さまは微笑む。今よりもっと良いものを、と追い求める姿勢こそが、機能的で洗練された家を生み出し続ける秘訣なのだろう。

この建築を手がけた会社

  • 株式会社 ロジック Logic Architecture
  • 〒862-0968  熊本市南区馬渡1-2-26
  • 096-378-0649
  • http://www.arc-logic.net