ハンモックが心地よく揺れる
ナチュラルアンティークの木の家

● 子どもを見守れる対面キッチン ● おしゃれなリビング階段 ● ゆとりの土間とシューズクローク ● 子どもが遊べる和室

「木の家に住みたい」から
出合ったリノベーション

鮮やかなブルーの扉を開けると、ハンモックがぶら下がったおしゃれなLDKが広がる。リビングに向かって対面キッチンがあり、シェルフにはミルやシュガーポットなどの暮らしの道具が美しく飾られ収納されている。どこを見ても新築のような造りのN邸は、築40年の戸建てをリノベーションしているとは思えない快適さ。

Nさん一家は、ご夫婦と2歳になるお嬢さんの3人家族。お子さんの誕生を機に、家づくりを考え始め、最初はマンションか新築かで迷って展示場の見学へ行ったりもしたそう。そんな時、雑誌で[タカノホーム]の記事を目にして、「木の家に住みたい」と家からほど近くにあったショールームへ。説明を受けた時にリノベーションの話を聞いて、自由度の高さや予算面などを考慮して決めたという。ほどなくして家付きの土地も保育園や仕事先に近い場所に見つかり、家づくりがスタート。奥さまが好きなドライフラワーやアンティーク雑貨が似合う空間を想定して、コンセプトは「ナチュラルアンティークの木の家」に決まった。

屋根は葺き替え、外壁も塗り替えて新築さながら

工事が順調に進む中でも、図面とイメージが違った箇所があったそうで「今、棚板を付けているキッチンの上部がせり出していて圧迫感があったんです。でも、気になると伝えたら柔軟に対応してくださってすぐに改善してもらいました」と、ご夫婦はにこやか。

リビング階段の横にお嬢さんが遊んだりお昼寝したりできる小上がりの和室も設け、ダイニング横にはファミリーカウンターを。家族が集う時間を大事にした住空間がかたちになっていった。

玄関には木目が横の木製扉を選び、すっきりシンプルに。靴好きのご主人の要望で収納力の高いシューズクロークを設けた

 

イメージを高めておくこと
夫婦で決めることを大事に

今年2月から暮らし始めて、春と夏とが過ぎ、住み心地を伺ってみると、一番は「無垢の木がサラサラで気持ちがいい」という感想。続いて、「子どもが見える場所で家事ができて安心です。娘も思いきり走り回れるようになって嬉しそうで。賃貸アパートでは気になっていた音の問題も解消して、家族みんなリラックスできるようになりました」と、お嬢さんを見つめる奥さまの表情はとても晴れやか。ご主人は、ハンモックに揺られながら寛ぐ時間がお気に入りだそう。

「遊びにやって来た友だちからは〝素敵だね。どこで建てたの〟と聞かれて、最初はみんな新築と思ってびっくりするんですよ。すべてが自分たちの要望通りで、収納もたくさん造っていただいたので、使いたいものがすぐ手に取れるし快適です」と奥さま。

リノベーションについては、「柱の位置だったり制約は多少ありますが、取り入れたいデザインなどの画像を集めることが楽しかったですし、前もってイメージを高めておくことが大切だと思います」と振り返る。
ご主人からは「年齢とともに落ち着いていくでしょうから、なるべくシンプルに、飽きのこないデザインをとお願いしました。それと、どこに何を置くかあらかじめ決めておくことですね。間仕切りをなくした間取りだから、いろんな角度から物が見えるでしょう。だから、ふたりで決めることが肝心。後でケンカにならないように(笑)」と納得のアドバイス。

これからは庭づくりに力を入れたり、絵を飾ったりしたいと、初めて迎える秋を心待ちにしている。

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