無垢の木の温もりと心地よさが 穏やかな自然体の暮らしを包みこむ

12月の寒い日におじゃましたTさんのお宅は 外のしびれるような冷気を忘れさせる 温もりに満ちていました。 「自然で落ち着く家にしたい」と 夫婦がじっくり考えてつくった穏やかな住まいの 心地よさの秘密について話を聞きました。

家事も子育てもしやすい
1階だけで暮らせる間取り

10数社のモデルハウスや見学会に出かけて検討を重ねたTさん夫妻。じっくり考えた末、家づくりのパートナーに選んだのは[住工房プラスアルファ]。「自然素材の温もりやデザイン、安心して住める『赤ちゃん基準の家づくり』に惹かれました。でも、決め手になったのはスタッフの方の対応かも。契約を急ぐことなく、私たちが知らないお金のことや家づくりのことを丁寧に教えてくれて。話しやすくて、親身になって相談にのっていただけて、信頼できると感じたんです」と2人は振り返る。

間取りを考えるにあたっての一番の要望は「1階だけで暮らせる家にしたい」。まだまだ目が離せない小さな子どもの世話をしながら、朝夕の慌ただしい時間帯を効率的に過ごすには、動線をコンパクトにするのが一番。そこで家族が身につけるものを一箇所にまとめて収納できる大きなクローゼットを1階に確保。家事をしながら身支度を整えたり、洗って畳んだ着替えをまとめて片付けたりできるようにした。

家族の暮らしの中心に
お気に入りのキッチンを

窓から朝日が差し込むダイニング。 キッチンの真横にテーブルをレイアウト。配膳や片付けもしやすく、家族と会話しながら家事ができる。

アパート暮らしの時は狭くて不満だったキッチンも、家事動線が便利なアイランドタイプになって、作業スペースも広がってぐんと快適に。リビング空間のアクセント的な役割を果たすタイルキッチンは奥さま自ら色やデザインを選んだお気に入りだ。「ここに立つと、和室で遊ぶ姿も、家族が2階に上がる姿も、全体を見渡せるので安心。子どももキッチンの周りをぐるぐると走り回って遊んでいますし、のびのびと暮らせるようになりました」。

この家の心地よさの理由は、風通しと日当たりにもある。四方に窓を設けて風を通しつつ、夏の暑さの原因となる西日を避けるように窓の向きを調整。「間取りが決まったあとに、設計担当の方がこの家の立体模型をつくって日当たりのことまで事前に説明してくれたので、仕上がりをイメージしやすくて良かった。自然で落ち着く家にしたいと思っていた要望通りの仕上がりです」とご主人も納得だ。

ダイニングテーブルと並べるつもりだったので、動線を考えてキッチンはアイランドタイプに。ぐるりと回遊できて便利
リビングにつなげて和室も確保。子どもが小さいうちは家族の寝室として使っている

2台の家庭用エアコンで
冬も夏も全館冷暖房

取材に訪れたのは冷たい空気が張りつめた寒い朝。エアコンもないのに、家中全体がほんわかと暖かいのはなぜ? 不思議に思っていると、ご主人がダイニングの窓際の格子戸を開けて見せてくれた。そこにあったのは床置きしてあるエアコン。冬はここから床下に暖気を通して床暖房代わりにしているそうだ。ちなみに夏は、2階のエアコンの冷気をサーキュレーターで1階に回して全館冷房に。暖かい空気は上昇して、冷たい空気は下がる自然の摂理を活用した「自然に逆らわない家づくり」は[住工房プラスアルファ]からの提案だ。

夏に入居して、冬を迎えたTさん夫妻も「完成見学会で真冬に行ったお宅がスリッパを履かなくても暖かくてびっくりしたので、わが家もその方式を取り入れました。夏も涼しかったし、冬でもトイレもお風呂も寒くなくて快適」と、その心地よさを実感。Tさんファミリーの穏やかで飾らない暮らしには、素材も造りも何もかもが自然体の家がよく似合う。

広い踊り場にはいずれ本棚や机を置いて、勉強や遊びに使えるようにするつもり

この建築を手がけた会社